なんとAWSの試験が自宅で受けられます。OnVUE オンライン監督試験という監督官に監視下での試験となります。
自宅受験から会場受験への変更はできず、キャンセルし再申請するしかありません。なので事前に自宅が受けられる環境なのか、受けられる環境を整えるのは現実的なのか判断する必要があります。ということで自宅で試験を受けるための条件やポイントをまとめて見ました。
試験の結果ですが無事866/1000(合格ラインは750)で合格することができました。
AWS認定セキュリティに関しては【AWSセキュリティ】AWS認定セキュリティの資格をベースにAWSのセキュリティサービスを徹底研究するにて、
出題5分野のインシデント対応、ログ収集と監視、インフラストラクチャのセキュリティ、ID とアクセスの管理、データ保護の分野毎にポイントをまとめておりますのでご参考ください。
「自宅受験できる条件」「受験前から受験時の流れやポイント」の順で解説していきます。
自宅受験できる条件
試験会場とできる部屋の条件
試験時間前後も含め誰も入って来ない部屋です。
手が届く範囲に手に取れる物がないこと、そして部屋の外が見える窓やドアがないことが要求されます(カーテン閉めろと言われました。)
部屋を片付けることに絶望した場合は自宅以外でも受けることはできるでしょう。
しかし、中が見える状態を避けられないのでカラオケルームは利用できないでしょう。
一応、ホテルなら可能でしょうが・・
Webカメラを備えた私用のノートPC
ノートPCと言っているのは、テーブルの面もカメラに写すように言われるからです。
据え置き(デスクトップ)のiMac等は持ち上げるのはキツイと思います。
会社PCやレンタルPCもやめた方が良いです。
試験の実行とシステムテスト用の「OnVUE アプリ」をインストールする必要があり「制限」や「検知」に引っかかる可能性があり、特に会社のPCでは特別許可を得たとしても情報を外部に提供している前提で許可しているかで後で問題になる可能性があるので避けるのが賢明です。
空調を確認しておきましょう
昼の暖かい時間に受けたため油断してエアコンの暖房を忘れ、夕方にかけて極寒の部屋で震えながら試験を受けていました。当然ですが、毛布などを手に取ることもできず、エアコンのスイッチも押せません。
試験開始前にはエアコンをつけるなどして快適な室温で受験できるようにしましょう(超重要)
受験前から受験時の流れやポイント
「OnVue」アプリをダウンロード
事前にシステムテストをしましょう。予約後に届くメールにも記載されています。
ZIPを起動して「OnVue」 アプリを立ち上げると英語になっていますが、右上のリストダウンで日本語に切り替え可能です。
ダウンロードしたページに記載されているアクセスコード と スマートフォンの 電話番号を登録します。
システムテスト時に本人確認のプロセスが出てこないので焦りましたが、チェックイン時のアクセスコードと別プロセスのようです。
「ピアソンVUE試験の管理」のページの「チェックイン」を押下した後のプロセスでは、携帯電話登録後、SMS経由で本人確認のプロセスがあります。「チェックイン」のボタンが表示されるのは試験開始の30分前からで焦りました。
SMS経由で本人確認のプロセスはリンクを踏むとページが開きカメラアクセスの許可を求められます。
開いたサービス経由のカメラで自分の顔と本人確認書類(運転免許証)、そして自分の席の前後左右の写真を撮ります。(パスポートでもOK)
監督官がくるとチャットが立ち上がります。
試験後にも立ち上げられますが、
チャットで試験中にPCがフリーズする
手が悴んで無意識に温めよう息をかけていると手で口元を隠すなとチャットで注意を受けるたび、試験画面がフリーズしてパソコンの入力が受付られない状態になりました。試験問題にもさわれないので、ジェスチャーや音声は聞こえているようなので必死でアピールしてチャットを引っ込めてもらいなんとかフリーズが回避されましたが、試験時間は合計で15分ぐらいロストしました。
流石に16Gで足りないとは思いませんし、回線の問題かとは思いますが、音声は一方通行には通るようなのでチャットが使えないでフリーズした場合は、アピールしてみると打開できるかもしれません。
PC落として、交渉し途中からやり直せた人もいるようですができることであれば電源オフでやり直しは避けましょう。
全問2周しっかり見直すと2時間くらい掛かって寒くて大変でしたが、無事受かって本当によかったです。
みなさまが快適な環境で受け良い結果を出せますようにまだまだ大変な世の中ですが、こんな時だからこそ試験勉強なんていかがでしょうか。
「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ!」
以上です。参考になったら幸いです。